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  • 執筆者の写真mikiko

子どもたちが本を読むようになって、うれしかった3つのこと

更新日:2019年11月27日


①漢字を好きになってくれたこと


 新しい本は、ふりがながついている本も多く、うちの子(次男)は本を何冊も読んでいくうちに、漢字を読めるようになっていきました。まだ学校で習っていない漢字も読めるようになっていたので、私も素直にすごいなぁと思ったし、うれしかったです。


 学校で新しい漢字を勉強するときも役に立ったように思います。初めて出会った漢字なのではなくて、知っている、すでに読める漢字になっていたので、その分、早く楽に覚えられたと思います。


 漢字検定にも挑戦するようになりました。今では、漢字検定はうちの恒例行事のようになっています。



②思いがけずやってくる、静かなひと時


 家事をしていて、あれ? 静かだな。と思うと、いつの間にか子どもたちが本を読んでいることがありました。うちの息子たち、二人が本を読んでいると、ビックリするぐらい家が静かになります。


 子どもといると、楽しいけれど、静かに過ごせることは少ないように思います。その中で、急にやってくる子どもの読書タイムは、私にとって一息つける思いがけない時間でした。

 いろんな年のお子さんがいると思いますが、兄弟姉妹そろっての読書、おすすめです。



③本について話す楽しさ


 子ども向けに図書館で貸してもらった本を、全部ではありませんが私も一緒に読んでいました。

「この本、面白かったね。」「まだ読んでないから、ネタバレすることは言わないでよ。」本の内容について話せるのは、いつもとっても楽しいことでした。


 「レンタルロボット」という本を読んだときには…。

 弟ロボットをレンタルした男の子が主人公で、それを結局返すことになってしまうお話。最後はハッピーエンドにはなるのですが、私は途中悲しくなって、泣きながら読んでいました。この本からのメッセージとしては、兄弟、仲良くしよう!ということなのだと思いますが。

 うちの子は、これを読んでどう思うのかな。と思っていたら、読み終わった後で、とても真剣な顔で私に近寄ってきました。そして、言ったことは、

「ぼくは、レンタルロボットじゃないよね。」でした。

この子は弟だから、自分がロボットだったらどうしようと心配になったのか!? 主人公の立場で読んでいた私にとっては想定外のコメントで驚きました。

「ロボットなわけないでしょ」とすぐに言ってあげたら、ほっとしていました。


 思ってもいない感想を聞けたり、同じストーリーを読んで共感できるうれしさは、(子どもは日々大きくなってしまうので)そのときしかできない、とても楽しい体験だと思います。

 いろんなストーリーを疑似体験することによって、子どもの心も育っているといいなと思います。



*サイト「棒人間の本紹介」では、小学生へおすすめの本を紹介をしています。短いお話から始まって、長いお話が読めるように順に紹介しています。ぜひ、読書週間の本選びの参考にしてください。


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